2011年5月24日火曜日

Stanford MBAの学生の1日

ハーバードビジネススクールの1年生のインド人が、インターンでシリコンバレーに来て、「忙しいの?」と聞かれたので、スケジュールを応えたら、驚いていたので、以下で紹介したいと思う。

(スケジュールの例)
7時       クラスメートとミーティング(欠席するかもしれない)
8時30分   セコイアキャピタルとパートナー会議
10時      シスコの元CEOの教授の授業・ランチセッションにも参加
13時      オーガストキャピタルとパートナー会議
14時15分   ライトスピードベンチャーパートナーズとパートナー会議
16時      アドバイザーミーティング
18時      GSBの教授とディナー
20時      クリーンテックオープンなるビジネスプランコンペティションの出願書類作成
23時55分   出願完了

内容に差こそあれ(ゴルフだけという人もいる)、大体、スタンフォードビジネススクールの学生の一日は、ぎっしり埋まっている。「Outlookが人生をコントロールしている」と揶揄されることもあるほどだ。これは、アメリカのエグゼクティブの一日が、アシスタントにコントロールされることを模倣し、将来に向けた準備という意味で、シミュレーションしているのだ。

GSBでは、その中で、人それぞれの形でワークライフバランス、又は、仕事に対するPassionを追求して、人生でHappinessを得るためには、どうしたら良いのか、ということを徹底的に教え込まれる。

ある卒業生は、「GSBに来て良かったことは、人生を幸せだと感じるようになったことだ」とコメントしていた。すべての学生・卒業生が共有している感覚だと思う。私自身、忙しいが、毎日が新しい発見の連続で、充実している。

2011年5月19日木曜日

スタンフォードビジネスプランコンペティション

今年もスタンフォードビジネスプランコンペティションが開催された。

今年は絶対優勝と思っていたところ、コンペティション当日の2日前に、「君はベンチャーキャピタルから投資を受けたプロ(!)だから、賞金はあげない」という(関係者ほぼ全員がCCに入った)メールが届いた。

2日前に通知とはヒドイ!
抗議をして一生懸命交渉したところ、「しょうがないから賞金も考慮をしてあげるよ」と向こうが折れてきた。

結局結果は2位で、賞金100万円を手に入れた。

コンペティションの歴史上、ベンチャーキャピタルから投資を受けたチームが賞金を受けたことはなかったと思われるので、さすがに優勝させるとまずいということだったのか、実力だったのかは分からない。

優勝できなかったのは残念だが、更に多くの投資家のレーダーに入ったので、次のラウンドのファンドレイズで有利になれそうだ。

2011年5月7日土曜日

ビノド・コスラとクライナーパーキンスのてんまつ その1

「君の会社に投資しよう」

歴史上最も成功したベンチャーキャピタリスト、ビノド・コスラから、投資のオファーを受けたのは、去年の終わり頃だ。

コスラは、1980年にStanford MBAを卒業。卒業後、サン・マイクロシステムをCEOとして設立。そのあとは、クライナーパーキンスで、Juniperをはじめとして、次々と投資を成功させ、個人資産は、軽く1000億円を超えるといわれる。「コスラから投資を受けた」というニュースは、あっという間にシリコンバレー中に広まり、起業家にとってステータスになるのだ。

2年ほど前、一緒に働いていたとあるシリコンバレーの会社のCEOが、コスラから投資のオファーを受けたが、とらなかった。当時は、「なぜ?」と疑問でしかたなかった。

今となっては、ちょっと気持ちが分かる気がする。

(続く・・・のかな?)

2011年5月6日金曜日

Stanford MBA blog

Stanford MBAのオフィシャルブログに、私のスタートアップの記事を載せました↓

こちらから見れます。

記事1

記事2

米国国務長官に紹介される

とあるお金があり過ぎて困っている(笑)ハイテク企業にピッチをしたところ、オルブライト元米国国務長官(現在のヒラリー クリントンに相当する役職)に紹介された。以下の人です↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Madeleine_Albright

「オルブライト元国務長官と話していたら、食の問題に興味があるという話になって、君達のスタートアップの話になった。君達のスライドを転送していいかな。」と聞かれた。

さすがは、シリコンバレー。。。うまくいくかな。。。

ケースの主人公として登場

カリフォルニア大学バークレー校ビジネススクール(いわゆるハース)では、Allegis Capitalのマネージングパートナーが、アントレプレナーシップのコースを教えており、その授業のケースの主人公で呼ばれた。聴講生達が、プレゼンをして、最後にProtagonistの私が、実際にビジネスを運営している立場から、コメントをする形。私のコメントは、当然ながら、まだまだ未熟。はやく歴戦のProtagonist達のようなコメントが出来るようになりたい。

2011年5月5日木曜日

地元の新聞(サンノゼ新聞)に載りました

教授、ベンチャーキャピタリスト・プライベートエクイティから「おめでとう」というメッセージが届いたので、なんだろうと思うと、どうやら地元の新聞(サンノゼマーキュリー)に載ったようです。

こちらです↓
サンノゼ新聞